【人間関係をシンプルにする5選】アドラーに学ぶ、人とのかかわり方

思考

人間関係に疲れていませんか?色々と悩んでしまったり、余計なトラブルに巻き込まれたり…
そんなあなたに、アドラーに学ぶ人間関係をシンプルにする考え方を紹介します。

相手の課題に土足で踏み込んではいけない

相手の課題に踏み込んでしまう人は、自分の支配欲や世間体をとる作ろうとするエゴでしかありません。過干渉の親に見られがちな傾向です。
しかし過干渉の親は、それが良くないことだと気づいていません。子供のためと思ってやっているのです。

1つ例を出してみましょう。
【勉強しなければいけないと怒る】
『勉強する』は相手の課題です。→相手が決めることです。
『怒る』は自分の課題です。→自分でコントロールすることです。
これを一緒にして、言うことを聞かないと嘆きます。これは、相手の課題に土足で踏み込んでいるうえに、自分の課題を押し付けています。
相手にとってこんなに辛いことはありません。
では課題の分離ができている場合はどうなるのでしょうか?
提案をします。
『勉強する』は相手の課題です。→相手が決めることです。
『提案』は自分の課題です。→勉強しないことによってどうなるのか?こういう方法もあるがどうだろうか?親として伝えるべきことは伝えます。あくまで提案のみなので、勉強するかどうかは相手が決めます。信じて待つしかありません。

小さな子供に対しても同じです。もう1つだけ例を出してみます。
『お菓子はたべてはダメ!!』というのではなく、お菓子を食べることによりどうなるのかを伝えます。『ご飯を食べられなくなる』『虫歯になる』と伝えた上で、どうすればよいか考えさせます。そして、食べてしまってご飯を食べられなくなっても怒りません。本人の課題だからです。失敗しても良いのです。そこから次の課題を考えさせるのです。『ご飯の前にはお菓子は食べない方が良いな』などと考えます。その積み重ねで、自分で考える力→問題解決→自信に繋がります。

『先回りしてなんでも解決してしまう』『こうしなければいけないと要求する』『面倒見がよい』
甘やかすのは、優しさではなく、相手のやる気を奪う行為です。心配しすぎることも一緒。相手を信用していない証拠です。そんな親の子供は、やる気をなくし、自信がなくなり、何もできなくなります。

できるのは、支援だけ。準備だけ整え、そっと見守ることが大事です。
自分で決めさせて、相手の権利を尊重してください。

相手の課題を背負わない

機嫌が悪そうでいちいち当たってくる人、陰口や悪口を言っている人、います。けっこういます。
胸がチクチクしていませんか?私、なにかしたかな?私が悪いのかな?と心配になってませんか?
優しい人こそ、そんな風に考えます。
そして、相手の言いなりになったり、びくびくしながら職場や学校に行きます。
これは、相手の課題を背負っています。

相手の機嫌が良いか悪いかは相手の問題です。陰口や悪口を言ってきても相手の問題です。
あなたは、そんなことを言う人の期待に応えるために生きているのではありません。

スルーすることは大事なことです。相手に振り回されないよう、そっと離れてください。

自分の課題にのみ取り組む

相手の課題は相手に取り組んでもらい、自分の課題は自分で取り組む。
『こうした方が良い』『それをしたらダメ』『常識的には~』『~しなければならない』『あなたのためを思って~』という話は素直に聞かないでください。
それを素直に聞いて、思ったようにいかなかったとき、きっと相手のせいにするでしょう。
しかし、それを聞こうと決めたのは自分です。自分の責任です。相手はその責任はとってくれません。
自分でしっかり考えて、自分で選択してください。

『やらないと決めたことも』『もう遅いと思ったことも』『まだ早いと思ったことも』『大事にされていないと思ったことも』『自分には価値がないと思ったことも』『自分はダメだと思ったことも』すべて自分が決めたことです。
『やると決めたことも』『できると思ったことも』『大事にされる存在だと思ったことも』『自分には価値があると思ったことも』『自分はすごいと思ったことも』『自分を認めたことも』『自分を愛したことも』すべて自分が決めたことです。
自分の価値は他人が決めるものではありません。自分が一番の味方です。自分を認めて、自分で決めてよいのです。

自分で考え、自分で行動し、自分で責任をとってください。

不完全を認め、許す

人間は完ぺきではありません。いや、むしろできすぎています。
人間はサルからの進化です。すごくないですか?進化を忘れて求めすぎていませんか?
出来ないことを責めても、出来るようになるわけではありません。
人は、たくさん失敗して学び成長します。相手に対しても、いちいち指摘したりせずに、見守ることも大事です。

また、決して否定はしない。否定するほどあなたは立派ではありません。相手は変えられないと自覚してください。もし何かを言いたいのであれば、否定ではなく提案です。そして、決めるのは相手であることを理解してください。

自分の不完全さ認め、受け入れてください。相手の不完全さを認め、許してください。

自己満足

他者のために何かをして、他人からの賞賛や感謝は期待しなくて良いです。自分は世の中に貢献しているという自己満足だけで良いのです。自分の価値は他人がきめるものではないと理解し、自分で自分を褒めてください。
だからと言って、自分の事ばかり考えろと言っているわけではありません。ここで守ってほしいのは、奪う人、支配する人、逃げる人にはならないことです。

奪う人とは…相手に何かしてもらうことが当たり前で、感謝もせずに求める人。
支配する人とは…相手を自分の都合でコントロールしようとする人。
逃げる人とは…相手のせいにして現実逃避し、逃げたり何もしない人。

そんな人にならないようにするためには、自分を大切にするように相手を尊重し、自分の行動には責任を持つようにしてください。

自分を大切にすることは大事です。しかし自分の事ばかりを考えて、奪う人・支配する人・逃げる人は、相手にされず幸せにはなりません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はアドラー心理学から学ぶ、人間関係をシンプルにする考え方をお伝えしました。
・相手の課題に踏み込まない
・相手の課題を背負わない
・自分の課題にのみ取り組む
・自分の不完全と、相手の不完全を認める
・自分自身は大切にするが、奪う人・支配する人・逃げる人にはならない
以上、意外とできていない課題の分離と、認め合いの大切さを理解していただければ、悩みも減るのではないでしょうか。

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